テー・オー・ダブリューは、同社グループのパーパス「新しい時代の体験を創る」の実現に向けて、グループ5社横断部門「リアルエンタメユニット」を7月1日より設立し、リアルエンタメ領域の強化に取り組んでいくことを発表した。

リアルエンタメユニット設立の背景と目的

近年、広告・マーケティングのデジタル化・AI活用はさらに加速する一方で、デジタルとリアルをシームレスに使い分ける生活者の動きが定着し、またIPコンテンツやスポーツ、音楽など熱量の高いエンターテインメントが消費活動に大きな影響を与える傾向が強まっている。

こうした広告・マーケティング市場とエンターテイメント市場の近接化を追い風として捉えながら、同社グループは、体験デザインを起点に、プロモーション領域とリアルエンタメ領域を横断し、生活者に感動・共感・ワクワクを届ける体験価値を創出するとともに、クライアントのブランド価値および事業成長に中長期的に貢献する「エクスペリエンス・パートナー」を目指していく。

同社グループは、リアル体験を事業の中核に据え、とりわけエンターテインメントの魅力によって人を惹きつけ、生活者が能動的に時間や対価を使って参加し、共感や熱量が広がっていく「リアルエンタメ領域」の拡大を次なる成長の柱と位置づけている。

上記背景を踏まえてリアルエンタメ領域の強化を目的に、同社グループ5社横断部門「リアルエンタメユニット」を設立する。

特に成長ポテンシャルが高くリアル体験が重要である、(1)IPコンテンツ、(2)音楽、(3)スポーツ、(4)食、(5)都市・商業施設の5つの分野を広告・マーケティングと効果的に組み合わせる重点テーマと設定している。

これらの分野において、広告市場で培ってきた体験デザイン力とイベントプロデュース力を活かし、プロモーション型から事業・興行型まで多様なリアル体験の創出に取り組んでいくと同社は発表している。

リアルエンタメ領域 5つの重点テーマ

(1)IPコンテンツ
ゲーム、アニメ・漫画、お笑い・芸人、YouTuber、VTuberを含むIPコンテンツは、ステージ・物販を楽しめるファンイベントなどリアル体験との相性が極めて高く、生活者の能動的な参加と消費を牽引する最大の成長分野
(2)音楽
音楽ライブという熱狂を生み出すリアル体験を中心に、音楽フェスからアーティスト・アイドルを活用したイベント・プロモーションまで、協賛やコラボレーションなど広告・マーケティングと相性の良いエンターテイメント分野
(3)スポーツ
スタジアムやアリーナで繰り広げられる国際的スポーツイベント、プロスポーツチームなどのスポーツは人々に感動を与え、大きな熱狂を創り出し、多くのファンを巻き込めることから、企業からも注目度が高い分野
(4)食
生活にとって必要不可欠であり、多くの人から興味と関心が寄せられる食。特にフードフェスやポップアップショップは多くの集客が見込まれ、主催・興行イベントにおいても安定的な賑わいを担保することが可能な定番分野
(5)都市・商業施設
インバウンド需要に向けてブランディングを強化する都市や恒常的な賑わいを欲している商業施設にとって、エンターテイメント性の高いリアル体験は重要であり、リアルエンタメ領域における共創パートナーとして関係を構築