花王生活者研究センターが、「環境・SDGsへの意識実態調査」を実施した。同調査では、首都圏在住の20代以上の男女684人に郵送調査を、首都圏在住の30~60代既婚女性9人に家庭訪問インタビューを行い、SDGsの17の目標に対しての関心や貢献意欲などを調査。その結果、「SDGsの具体的目標について、関心は高いが貢献意欲には戸惑いがある」こと、「日常のの何気ない体験や気付きが、SDGsへの関心の芽生えにつながる」ことが判明した。
既婚女性に個別に17の目標を具体的に提示してみると、「関心がある」と答えた割合が50%を超えた目標は12あり、環境や人道的な目標への関心が特に高いことが判明した。一方、「今後貢献したい」と答えた割合は、関心度に比べると低い傾向にあり、50%を超えた目標はなかった。目標自体に関心はあっても、「自分の負担になるような貢献は無理」、「何をすれば貢献できるかわからない」といった戸惑いの声が聞かれる結果となった。
また、貢献したいと思ったきっかけはさまざまだったが、日本で暮らしているとなかなか意識しずらい目標でも、「勤め先の食品廃棄を見てあらためて考えた」、「知人が参加している活動に影響を受けた」など、日常の何気ない体験や気づきから関心が芽生え、「これから自分に何ができるか考えたい」と意識の変化へとつながったというが声が聞かれた。
 
調査の結果を受け、花王生活者研究センターは、まずは一人ひとりがSDGsに関心を持ち、考えることが大切であると分析している。