創業時のスタートアップから投資、インキュベーションを行うサムライインキュベートは、佐藤可士和氏ディレクションのもとで新VIを導入した。さらに同社は、行動指針を刷新し、六本木一丁目に社屋を移転する。
サムライインキュベートのロゴ、行動指針、空間のクリエイションは、すべて日本ならではの削ぎ落とされた潔い美意識で統一された。また、行動指針を改めて整理し、「志勇礼誠」という言葉を創出。これは「遥かに高い志をもち、世のためになることへ勇ましく率先して取り組み、あらゆる人に礼を尽くし、一点の曇りもない誠の気持ちで最後まで成し遂げる」といった意味を持つ。ロゴマークは、その4文字を限りなく削ぎ落として抽象化したデザインとなっている。4つの正方形が規則正しく並ぶ姿は、これからの新しい事業構築の礎となる不動の安定感を表し、コーポレートカラーをあえて「スミ」にしているのは、さまざまな新しい色の事業を生​​みだすサポートへの意思を表している。
さらに、新オフィスは、シードステージから事業構築を行い、新しいビジネスを生み出していく場はなるべく「無」であるべきという考えのもと選ばれた。高層ビルの立ち並ぶ六本木一丁目の街の中に立つ3階建ての既存建物一棟に、さまざまな付属物を取り除き、シンプルな状態にできるだけ近づけることを空間全体のコンセプトとしている。
今後、新社屋「SAMURAI HOUSE-INCUBATION-」を、執務スペースとしての利用にとどまらず、大企業からイノベーションを加速するためのワークやイベントの場や大企業・投資家・スタートアップのコラボレーションを起こす場にしていく考えだ。