グーグルはAI人材育成と技術活用促進にむけた「Google AI for Japan」プログラムを発表した。

近年、医師による疾患の早期発見や災害復旧支援などにAI活用が有効となる事例が増えている。「Google AI for Japan」はそのような背景のもと、次世代のAI人材育成の支援、ビジネスや社会問題解決に向けたAI活用促進、日本国内のAI研究への貢献を目的として創設されたプログラムだ。

グーグルが最も重要な取り組みとして挙げているのは、次世代のAI人材育成支援を目的とした研究助成金をはじめ、フェローシップ・インターンシップ プログラム、教材・ツールの提供。今回、AI研究を推進する6名の研究者を対象に、それぞれ5万米ドル(日本円で約500万円相当)の助成金を提供した。受賞者は以下の通り(50音順)
 
  1. 国立情報学研究所 国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授 山岸順一氏「頑健かつ汎用的なニューラルソースフィルタモデルの研究」
  2. 京都大学 情報学研究科 教授 河原達也氏「意図のモデル化を用いた End-to-End 音声言語理解と対話生成 」
  3. 東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 奥村学氏「単一文書要約としての文脈アウェア文圧縮」
  4. 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授 杉山将氏「限られた情報からの機械学習」
  5. 東北大学 大学院情報科学研究科 システム情報科学専攻 教授 乾健太郎氏「知識ベースとしての言語モデル:知識の表現・獲得・検索・推論の統合に向けて」
  6. 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授 中村哲氏「視覚聴覚情報を統合するマルチモーダルスピーチチェーンの研究」

同社は今後も、開発者、企業、学術機関等と協力し、社会的課題解決におけるAI活用を支援していく考えだ。