ヤフーは、インターネット広告の素材を活用し、提灯型の広告として祭会場に掲出する新広告商品「デジタル提灯」の提供を開始した。デジタル提灯は、Yahoo! JAPANが動画広告やスポンサードサーチの素材を活用して、提灯型の広告として祭会場に掲出するというもの。

掲出の第一弾として、8月9日(金)~8月11日(日)に東京都千代田区で開催される「神田明神 納涼祭り」のうち、8月9日(金)と8月10日(土)にデジタル提灯が掲出される予定。

「神田明神 納涼祭り」のデジタル提灯は、動画広告のクリエイティブ素材を祭会場中心部のやぐら内に設置される約1.8メートルの大型提灯型広告に掲出する「ビッグバージョン」と、スポンサードサーチのテキスト素材を境内に36センチほどの小型提灯型広告を9個並べて掲出する「通常バージョン」の2種類。
デジタル提灯の「ビッグバージョン」(上)と「通常バージョン」(下)。
デジタル提灯の「ビッグバージョン」(上)と「通常バージョン」(下)。
「ビッグバージョン」では、広告の掲出だけではなく、来場者が顔写真をスマートフォンで撮影して専用サイトから投稿すると、提灯の中で顔写真が踊りだすコンテンツなども掲出予定だという。

Yahoo! JAPANでは、今後もオンライン・オフラインを問わずにネット広告の新しい表現方法を創出していく方針で、この方針のもとに、新しいアワード「Yahoo! JAPAN 広告商品アイデアアワード」も企画。Yahoo! JAPANと宣伝会議が共同で企画・実施するもので、「デジタル提灯」を超えるような、広告にイノベーションを起こす「広告商品」のアイデアを募集している。応募締切は8月5日(月)午前11:00。