ユニ・チャーム(東京・港)は7月26日、保育園向けベビー用紙おむつの定額制サービスを7月より本格的に開始したと発表した。保育士の人材サービスを展開するBABY JOB(大阪市)と提携して取り組む。

保護者には定額制で紙おむつとおしりふきが提供される。料金プランは、週5日の登園で0歳児が月額3000円、1歳児が同2800円、2歳児が同2500円(いずれも税抜)の3通り。

契約期間は1カ月から可能で、初月は2カ月分の支払いが必要となる。利用料金は保護者からBABYJOBに対して支払う。

おむつとおしりふきは保育園に直接配送され、ストックされるしくみ。園児ごとにおむつを個別管理する際の、保育士の負担軽減も見込む。

「現在保育園で使用されている紙おむつの多くは、保護者が名前を記載して、保育園登園時に持参しています。共働き世帯も増えている昨今、紙おむつの準備や持参する際の負担を軽減するために開始いたしました。今回のサービスでご提供する『ムーニー』のブランドイメージの向上にもつながると考えています」(ユニ・チャームの広報担当者)

現状、既に東京と大阪を含む13県の約100カ所の保育園で導入が進んでいる。