Amazon、国内初となる置き配を標準の配送方法とした実証実験を実施

Amazonは、注文時の配送オプションとして提供している「置き配指定サービス」を標準の配送方法とした際の利便性や効果を検証する国内初の実証実験を開始する。 今回の実証実験では岐阜県多治見市において、10月から11月までの約1カ月間、Amazonで購入した商品のお届け先が多治見市内の住所の場合、「置き配指定サービス」を標準の配送方法とし、在宅・不在に関わらず指定の場所に商品を届けるというもの。また、実証実験期間中にも、置き配を希望しない場合は対面での受け取りも選択することができる。

置き配指定サービスとは、「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付／管理人」のいずれかを選択し、指定場所へ注文商品が配送されるサービス。玄関先での対応やサインなしでの商品の受け取りが可能となるものだ。

実証実験では、配送効率の変化（再配達率など）、毀損や紛失のデータ、対面での商品受け取りを選択した人などに関するデータの集計を行い、実証実験の前後で顧客調査の実施を予定している。