エスティローダーグループは、毎年10月を「乳がんキャンペーン」月間と定め、世界の人々に連帯を促し、乳がんのない世界をつくるための意識向上を図る活動を行っている。

27回目となる今年のテーマは、「治癒への希望が私たちをつなぐ。#乳がんのない世界へ」。キャンペーンビジュアルには15本のピンクのリボンが使われており、15秒に一人が世界のどこかで乳がんと診断されているという事実を表している。それぞれのリボンの後ろには、サポーター、看護師、患者、愛する人、医師、友人、研究者、介護者の存在がある。皆で治癒することを願い、団結して、乳がんのない世界を目指していく決意を表現している。

丸の内ピンクリボンガーデン

エスティローダーグループが日本の本社を置き、働く女性が多く集まる丸の内エリアでは、「治癒への希望」が編み込まれた温かなピンク色のニットで丸の内ブリックスクエアを包む「丸の内 ピンクリボン ガーデン」を開催。空間デザイナーの長谷川喜美氏により、丸の内ブリックスクエア庭園広場がピンク色のニットとバルーンでデコレーションされる。広場の中央に置かれた大きなバルーンは温かみある素材のリボンで結ばれ、その中心にもピンクリボンのロゴマークが浮かぶ。このバルーンの周辺は毛糸玉と小さなバルーンが囲み、広場内の樹木・ベンチ・噴水縁石もニットで温かに彩られる。見る人、触れる人、行き交う人々の心をつなぎ、乳がんに関するメッセージや情報を届ける空間となる。
また、レストランやフラワーショップとコラボレーションして、オリジナルのスイーツやブーケ、プリザーブドフラワーBOXの販売も予定しており、10月1日から5日の期間、丸の内ブリックスクエアがピンク一色に染まる。

グローバルランドマークイルミネーション

同グループでは、「乳がんキャンペーン」の認知度向上を目的として、毎年10月に世界の主要建造物をピンク色にライトアップする「グローバル ランドマークイルミネーション」を実施している。今年は、10月1日に東京スカイツリーが、10月1日から31日までの1カ月間は京都・清水寺がピンク色に点灯される。
そのほか、グループ8つのブランドで、10月1日より乳がんキャンペーン支援製品の発売を行う。また、Instagramのハッシュタグ投稿キャンペーンでは、「あなたの周りの身近な乳がんのない世界を創るための活動」の写真を撮影し、ハッシュタグ「#乳がんのない世界へ」を付けてInstagramに投稿すると、抽選で人気製品が当たる企画も予定している。メッセージの発信や、支援製品の収益金による寄付活動を通じて、医療研究や患者団体などをサポートしていく。