凸版印刷のグループ会社である、BookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「BookLive!」の会員を対象に「“ハロウィン”に関する意識調査」を実施した。今回、過去半年以内に漫画ジャンルの作品を購入したBookLive!会員に対してアンケートを送付。20~30代の男女1,099名から回答を得た。

参加しない理由No.1は“イベント疲れ”

調査の結果、今年のハロウィンに「参加する」と答えた人は全体の2割に留まった。「参加しない」と回答した理由の1位は「イベント疲れ(盛り上がり感が苦手、人込みが嫌など)」(30.8%)となった。また、今回のハロウィンが平日の木曜にあたるため、「予定が合わない」という理由も24.4%と高く、参加しない理由2位となった。
イベント参加意思自体が少ないため、「今年のハロウィンはどこで過ごしますか?」という質問には「自宅」と回答した人が全体の7割弱となっている。テーマパークやイベント会場、飲食店など「外で過ごす」と回答した人は全体の1割程度だ。一緒に過ごす相手についても、「家族」と回答した人が全体の50%近く、次いで「一人」が24.5%となった。今年のハロウィンは「自宅でまったり過ごしたい」と考える人が多い傾向にあったようだ。ハロウィンイベントの象徴となっている渋谷区では、一部の来街者らによる迷惑行為への防止、対応策が講じられ、イベントが縮小することとなった点も影響していると考えられる。

テーマパークor自宅でのパーティー

過去になにかハロウィンのイベントに参加したことがあると回答した人のうち、最も参加率が高かったものは「自宅や知人宅でのパーティー・飾りつけ」となった。次点で、東京ディズニーリゾートやUSJなどの「テーマパークでのイベント」となっている。例年各地で話題となる仮装パレードは、参加率32.2%に対して満足度は13.0%に留まり、意外にも低いという結果となった。