横浜市医療局が10月の「乳がん月間」に合わせ、ショートムービーアプリTikTok(ティックトック)と取り組んだ乳がん啓発プロジェクト「#胸キュンチェック」。9月29日より実施した取り組みでは、約1カ月間で1090本の動画が投稿され、その総視聴回数は9450万回を数えた。また、SNSでのシェア数は、TikTokの他キャンペーン平均と比較すると約3倍多いという結果になった。
「#胸キュンチェック」とは、「ネイルや髪型のような定期的な身だしなみチェックと同様に、自分の胸についても関心を持ってもらいたい」というメッセージを、特に40歳以上の大事な人へ伝えていくことを、プロジェクト名、楽曲の歌詞、ダンスで表現したもの。

横浜市とTikTokは、今年8月に自治体としては全国初となる連携協定の締結を発表しており、この「#胸キュンチェック」はプロジェクトの第一弾として、ダンスや音楽を通じて、子ども世代からその親の世代にメッセージを伝えるきっかけづくりを目的に実施された。

TikTok上での動画閲覧・投稿や特設 Webサイトは引き続き閲覧可能となっており、横浜市は今後も継続的な乳がん啓発、医療政策に関する広報を行う。