イオンは、英国ネットスーパー企業Ocado Group plcの子会社であるOcado Solutionsと、日本国内における独占パートナーシップ契約を締結した。
Ocadoは2000年に設立。ネットスーパーを運営し、店舗を持たずオンラインで食料品などの注文を受け、顧客へサービスを提供している。AIとロボットを駆使した最先端の顧客フルフィルメント・センターと精緻な宅配システムを独自に確立し、英国ネットスーパー業界で最も早い成長スピードを誇る。そのノウハウや技術を他社に提供するビジネスモデルを構築し、世界中の小売業者にOcado Smart Platform(以下、OSP)と呼ばれるエンドツーエンドのオンライン食料品・日用品販売のソリューションを提供する。

今回の提携により、イオンはデジタル、AI及びロボティクス機能の強化に向け、2020年3月までに新会社を設立。2023年には国内第1号のCFCを設立する予定。より快適なオンラインでの購買体験を提供し「いつでも、どこでも、何でも」というニーズに応える。

イオンはこれらの技術により、既存ネットスーパーの事業、店舗ピックアップ、クリック&コレクト等にも活用していく方針。世界最先端の知見を得て「次世代ネットスーパー」を立ち上げ、運営することにより、2030年までに6000億円の売上を目指す。