博報堂は、クライアント企業のSDGsの取り組みを支援する全社的プロジェクト「博報堂SDGsプロジェクト」を発足。さらに、独自調査をもとに開発した「サステナブルな買い物クラスター」を活用した「サステナブル・マーケティング支援プログラム」の提供を開始した。

この試みは、同社がSDGsに関連するさまざまな業務を支援する機会が増加していることや、生活者のSDGsに対する関心の高まりを受けて始まったもの。

博報堂SDGsプロジェクトでは、SDGsに関する経験と専門性を持つ社員が、次世代の経営のテーマとなる、企業の経済インパクトと社会的インパクトの統合に資するソリューション開発や事業開発支援、マーケティング支援などを行っていく。

また、「サステナブル・マーケティング支援プログラム」では、独自調査から発見した「サステナブルな買い物クラスター」をベースに、商品やブランドのターゲット選定や、ターゲットごとの最適な商品設計やコミュニケーションプランを立案。さらに博報堂が持つ各種の生活者洞察やマーケティング・ブランディングのノウハウを組み合わせ、統合的なマーケティングソリューションを提供する。
今後も博報堂は、SDGsに取り組む企業をマーケティングの側面から支援していくことで、SDGsの目標達成、およびサステナブル市場の活性化に貢献していく考えだ。