電通、データアーティスト、Team Twelveの3社は、AIを用いてサッカーの試合中に勝敗をリアルタイム映像から予測するシステム「AI11 (AI ELEVEN)」のサービスを開始した。
AI11は、12月10~18日に韓国・釜山で開催されたサッカーの国際試合、EAFF E-1サッカー選手権2019大会で試験的に実装され、韓国や中国などアジア各国のテレビ中継で展開された。Team Twelve独自のプレー評価ロジックを軸に、過去の試合データをディープラーニングで学習し、ボールや選手の動きなどから勝敗予測ロジックを構築。リアルタイムでの勝敗予測を実現し、試合と連動する形での観戦体験をテレビやWebで提供する。

今後は同システムを、コンテンツ配信企業等を通じてさまざまな大会に導入することで、サッカーの観戦体験価値のさらなる向上を目指す方針だ。