東京大学松尾研発のAIスタートアップであるELYZAは、2019年7月に開催された「アシックス・アクセラレーター・プログラム」の最終審査会にて、最優秀賞を受賞した。その結果を受け、アシックスと共同で、ELYZAの需要予測AIを用いた発注最適化についての実証実験を開始した。
同社は『Deep Learningの先にある「未踏」の領域へ』という理念のもと、自然言語処理、リテールテックに焦点を当てた研究開発を行なっており、AIの導入コンサルティングから運用支援まで、一貫したソリューションを提供している。

今回のアクセラレータープログラムでの結果を受け、ELYZAの需要予測AIを用いた新たな売上機会の創出や在庫削減に向けた実証実験を、アシックスと共同で開始。今後、シーズン商品を対象とした発注最適化や、売れるカラー提案のアルゴリズムを共同で構築し、早期の実運用を目指していく。