サイバーエージェントは、インターネット広告事業において、広告活動に限定しないマーケティングのDXを推進する専門組織「DX Opportunity Center 」を5月1日に設立した。
近年、店舗・店頭のDX化やペイメントサービスの普及、マイクロECの台頭によるD2Cビジネスの急成長など、消費行動におけるデジタル化がさらに加速している。また、広告市場においても国内のインターネット広告費がテレビメディア広告費を初めて超えるなど、企業のマーケティング活動において変革が求められるタイミングであり、時代の潮流を捉えた新しい機会創出が期待されている。

このような背景のもと、今回新設した「DX Opportunity Center」では、サイバーエージェントの保有するAI技術やサービス・システム開発のナレッジを活かし、従来の広告活動に限定しない、マーケティングのデジタルトランスフォーメンション化の推進を支援する。

科学的な送客を可能にする「店頭における販促プロモーションのDX支援」や、AI技術を活用した商品開発から物流管理・需要予測そして商品販売までを一気通貫して行う「ファンコミュニティ形成によるD2Cブランドのビジネス開発支援」など、さまざまなソリューションを提供しながら、企業におけるマーケティングのDX化支援を行っていく。