地方自治体の優れた広報作品を顕彰する「全国広報コンクール」(日本広報協会主催)の受賞企業が4月25日に発表され、最高賞となる内閣総理大臣賞には静岡県島田市の広報紙『広報しまだ』が選ばれた。また総務大臣賞には、三重県紀宝町の広報紙『広報きほう』や滋賀県湖南市のウェブサイトなど7点が選ばれた。

『広報しまだ』は、2016年にも同賞を受賞。障がいや難病を持つ兄弟・姉妹がいる人たちにインタビューや座談会を実施。地域にある見えにくい問題・課題を可視化し、広めていこうとする姿勢が評価された。

「全国広報コンクール」は、地方自治体の広報活動を向上させる目的で1964年から実施されている。対象となるのは、広報紙(3部門)、Webサイト(3部門)、広報写真(2部門)、映像、広報企画の5媒体10部門で、今年の応募総数は464作品。今回表彰式は新型コロナウイルスの感染拡大により開催時期が未定となっている。

受賞作品は以下の通り。

内閣総理大臣賞

静岡県島田市『広報しまだ』(広報紙 市部)

総務大臣賞

三重県紀宝町『広報きほう』(広報紙 町村部)

岩手県(Webサイト 都道府県・政令指定都市部)

滋賀県湖南市(Webサイト 市部)

岐阜県岐阜市『広報ぎふ』(広報写真 一枚写真部)

茨城県ひたちなか市『市報ひたちなか』(広報写真 組み写真部)

熊本県上天草市『上天草市で奇跡体験!?』(映像)

福島県会津若松市「『#会津の宝探し』で市民向けシティプロモーション」(広報企画)