スマートフォンアプリの開発支援ツールなどを手掛けるFROSKは、アプリの利用状況やクラッシュに関するアンケート調査「アプリ利用実態調査レポート」を実施した。4月16日~24日の期間にて、10歳~69歳の男女661人の回答をまとめ、結果を公開している。
まず、新型コロナウイルスの影響によるアプリ利用時間の変化を聞いたところ、「動画・音楽・ゲーム・コミック」の増加率が半年前と比較して38.2%と、16アプリジャンル中で最も多かった。一方で、減少率が最も多かったのは「ナビゲーション(路線検索、地図、カーナビなど)」で20.2%。緊急事態宣言などで外出が制限されたことで、自宅で楽しめるコンテンツに需要が移っているようだ。
続いて、スマホアプリの利用時間の変化を聞いたところ、10代全体の8割弱が半年前と比べて利用時間が増加していると回答。他の年代で最も多い回答の割合は、30代以上の「変わらない」が6割前後となっており、10代の増加率が顕著であることがわかった。また、この回答を職業別で見ると、利用時間が増加したという学生は合計8割弱、会社員(事務系)は合計5割強となっていた。