アドビシステムズは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で厳しい状況に置かれたクリエイターの創作活動を支援するため、グローバルで約1億円のファンド「Creative Residency Community Fund」を創設したことを発表した。
同ファンドでは、新型コロナウイルス感染症の影響によって厳しい状況に置かれたクリエイターに向け、12カ月間をかけてプログラムを実施。2020年5月から2021年3月までを申請期間とし、申請した候補者たちは毎月新しいクリエイティブプロジェクトに参加することができる。また、申請は3カ月ごとに締め切られ、選考期間を経て随時結果が候補者に通知される予定だ。

クリエイターから申請されたプロジェクトの企画内容やクリエイティブのスキルに応じて、個人の「クリエイティブプロジェクト」または「アドビ委託プロジェクト」のどちらかに申請可能。どちらのプロジェクトでも、対象に選定された場合5~50万円の間でCommunity Fundを受け取ることができる。さらに、Creative Cloudの1年間の無償ライセンスやキャリアガイダンスのワークショップなど、追加サポートも受けることが可能となっている。