楽天は、Webサイトやアプリ、その他制作物等に用いるグローバルフォントのデザインを一新し、新たなフォントセットを開発した。新フォントは、国内外における楽天グループのサービスや、社内外向け資料で順次適用していく。
楽天は、Eコマースをはじめ、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信など、多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しているほか、近年では海外のスポーツチームとのパートナーシップ契約を通じて、ユーザーや社会に向けて様々なメッセージを発信している。2018年6月には、新しいステージに向けた挑戦の決意を込めてグローバル統一ロゴのデザインを一新。こうした中、Webサイトやアプリ、その他制作物で用いるフォントにおいても、既存のブランド資産との一貫性を保ちながら、各サービス等の多様性やユニークさを表現できるよう、今回新フォントを開発した。
新フォントは基本形の「Rakuten Sans」、上品さを表現する「Rakuten Serif」、楽しさや可愛らしさを表現する「Rakuten Rounded」、力強さを表現する「Rakuten Condensed」の計4種類・各5ウェイト(文字の太さ)が開発され、英語のほかフランス語、スペイン語、ドイツ語等計16言語に対応している。これらの新フォントの開発は、イギリス・ロンドンのフォントデザインスタジオDalton Maag社が手掛け、監修を楽天のチーフクリエイティブディレクターである佐藤可士和が務めた。