マクロミルは7月2日より、同社の「リアルタイム調査」を活用し、インターネット広告の配信を自動で最適化するサービスである「コンシューマー・インサイト連動配信」の提供を開始した。「リアルタイム調査」とは、ブランド認知率・好意度を「ブランディング指標」として高頻度で取得し、オリジナルダッシュボードでリアルタイムに提供するソリューション。

今回、提供を開始した「コンシューマー・インサイト連動配信」は、Googleが提供する広告主向けの広告配信サービス「Google Ads」で運用が可能で、「リアルタイム調査」の結果に連動して最適なインターネット広告の配信をすることができるというもの。具体的には、「広告認知率」や商品認知・購入意向などの「ブランディング指標」の推移に連動し、インターネット広告の配信ON-OFFの切り替えや配信ボリュームの調整を自動で実施する。

同社は、「ブランド広告」がインターネット広告上でも増加したことによりインターネット広告においてもブランドの認知・興味・購入意向といった「消費者の意識データ」に基づいた指標による評価が必要とされるようになってきたこと、さらに広告の配信手法において運用型広告がインターネット広告全体の約8割を占めるようになったことから、本サービスの開発に至ったという。