電通デジタルは、デジタル広告運用において、オンライン/オフラインを統合したデータをもとにAI・機械学習で事業成果の予測モデルを構築し、マーケティング施策を最適化するソリューション「X-Stack」の本格的な提供を開始した。
電通デジタルでは、2018年10月に「X-Stack」を開発し、一部の企業にて運用を行ってきた。同サービスでは事業成長の重要指標の一つであるLTV向上に直結させた広告運用だけでなく、Google との取り組みによるターゲティングの改善や入札への反映機能も装備。これまで小売・自動車メーカー・金融等クライアントの8企業で実装を完了し、5%~15%の改善の成果を挙げている。

今回の本格提供開始に際し、CRMデータを保有しない企業でも導入できる「X-Stack Entry」と、大手プラットフォーマーとの協業による「X-Stack Premium」の2つの新たなサービスメニューを開発。「X-Stack」を通じたデータ活用の最大化により、企業の新規顧客の獲得から既存顧客の育成までを統合したデュアルファネルによるPDCAを推進することが可能となっている。
電通デジタルは、今後も「X-Stack」をはじめ、さまざまなマーケティングデータを利活用したオンライン/オフラインの統合ソリューションを提供。広告効果の最大化に向けた支援とクライアント企業の事業成長に貢献していく方針だ。