コピーライターズクラブ名古屋は、7月7日よりCCN賞2020の作品募集を開始する。募集作品は、2019年5月1日から2020年4月30日までに、実際に使用・放送・掲載された制作物。すべてデータでの応募とし、同賞では初めてリモートでの審査を行う。7月28日から8月3日が応募期間で、会員・非会員を問わず、全国から応募できる。
募集するのは、下記の5部門。いずれも応募期間は、7月28日から8月3日までとなる。
・テレビCM部門
・ラジオ部門
・グラフィック部門…ポスター/新聞/雑誌/DM/サイネージ/ネーミング/Webバナーなど
・Web部門…Webムービー/Webプロモーション/Webサイトなど
・自由部門…事業創出/商品開発/アプリ開発/イベント/プロモーション/コンサルティングなど(明確なキャッチコピー(フレーズ)がある必要はない)

CCN賞2020の審査基準は「嫉妬」。ブランドや出稿量などに関係なく、審査員一人ひとりが、嫉妬するコピー・企画という観点で審査する。また、本年度の特別審査員は、一倉宏氏と、2009年までCCN運営委員長を務めたQue 岡部将彦氏の2人。

なお、CCN賞の募集ポスターは例年、CCN会員を対象にキャッチコピーコンテストを開催し、そのコピーをもとに制作している。今年ポスターに採用されたコピーは、グランプリを受賞した「ことばの世界にも、世紀の大発見はある。」(狩野慶太氏)、準グランプリを受賞した「帰る頃にはもう、書きたくなってる。」(海本栞璃氏)、「あぁ、俺がこれ思いつきたかった。」(山中彰氏)の3点だ。以上をもとに、名古屋を拠点とするデザイン事務所 スズキモダンと豊橋技術科学大学 情報・知能工学系視覚認知情報学研究室、鬼頭印刷による協力で、ポスターは制作された。
グランプリ:狩野慶太氏「ことばの世界にも、世紀の大発見はある。」のコピーをもとに制作したCCN賞2020募集ポスター
グランプリ:狩野慶太氏「ことばの世界にも、世紀の大発見はある。」のコピーをもとに制作したCCN賞2020募集ポスター
準グランプリ:海本栞璃氏「帰る頃にはもう、書きたくなってる。」のコピーをもとに制作したCCN賞2020募集ポスター
準グランプリ:海本栞璃氏「帰る頃にはもう、書きたくなってる。」のコピーをもとに制作したCCN賞2020募集ポスター
準グランプリ:山中彰氏「あぁ、俺がこれ思いつきたかった。」のコピーをもとに制作したCCN賞2020募集ポスター
準グランプリ:山中彰氏「あぁ、俺がこれ思いつきたかった。」のコピーをもとに制作したCCN賞2020募集ポスター
例年行っている「完全公開審査会」も実施しないが、代替案として、9月13日13時からYouTubeライブ配信で、受賞作品発表会を開催予定だ。

CCN賞2020募集ポスター スタッフリスト

クリエイティブディレクター:船引悠平
アートディレクター:秀島康修
コピーライター:狩野慶太、海本栞璃、山中彰
デザイナー:鈴木友章、塚本唯、山本真央、神谷みのり、眞坂藍
ディレクター:纐纈泰典
プランナー:中切友太、古山萌美
制作協力:関谷知加、山中彰、西山智香、松下晃平
実験協力:豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 視覚認知情報学研究室
印刷:鬼頭印刷