電通、電通九州、九州大学ら5者が「アルゴリズム思考」による高度IT人材の育成に向けて協定

電通、電通九州、九州大学、AtCoder、イマーゴの5者は包括的協定を締結し、「アルゴリズム思考」の学習に関する共同研究と地域課題解決に向けた協働事業、高度IT人材育成などを実施する。

なお、アルゴリズム思考とは、高速・快適に動くアプリ・プロダクトを開発するための思考プロセスの一種で、アプリ・プロダクト開発において、テクノロジーの進化に依らず必要とされるプログラミングに関する素養。

デジタルトランスフォーメーション（DX）化が進み、高度IT人材の育成が急務となるなか、5者はあらゆるITの基礎となるアルゴリズムの重要性に着目した。国内初の取り組みとして、AtCoderの有する競技プログラミングの技術・サービスを中核にアルゴリズム思考を普遍化。産学連携による研究開発のプロデュースを手掛けるイマーゴのノウハウを活用しながら、高度IT人材を育成するためのプロジェクトを協働で行っていく。 今後は、締結した協定に基づき、（1）アルゴリズム思考の学習を効率的に行う教育サービスの共同研究、（2）数理モデルを用いた地域課題解決の産学連携プロジェクトの実施、（3）育成した高度IT人材が社会で活躍するための支援事業、などを実施していく。