電通・CMプランナーと映画監督、二足のわらじを履くクリエイター長久允監督の長編映画デビュー作「WE ARE LITTLE ZOMBIES」が、第35回サンダンス映画祭ワールドシネマドラマティック コンペティション部門で日本映画初の審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞した。
同映画祭は、アメリカ・ユタ州のパークシティで1978年から開催されている世界最大のインディペンデント映画祭。今回は14,259本もの応募があり、112本の長編映画が上映された。2017年の第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門では、2016年に脚本・監督を務めた短編映画「そうして私達はプールに金魚を、」で日本人初のグランプリを受賞。今回の長編部門での審査員特別賞も同様に、日本人としての受賞は今回が初めてとなる。

本賞のプレゼンターを務めたチャールズ・ギルバード氏は、「最後の最後まで驚きに満ち、想像を掻き立てる無限かつ素晴らしい独創性に対し、ワールドシネマドラマティックの審査員特別賞・オリジナリティ賞を贈ります」とコメントした。

受賞発表のステージで長久監督は「この作品は僕のすべてをかけて作った作品です。それが皆さんに受け入れてもらってすごくうれしいです。すべての若い人たちに、絶望と戦う力を与えられたら良いなと思います」と話した。
「WE ARE LITTLE ZOMBIES」は、2月に開催される第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門の招待作品としても上映が予定されている。日本では、2019年6月に全国で公開予定。