場を仕掛けるクリエイティブカンパニーのBAKERUは、東急と共同で、86年の歴史を閉幕させる東急東横店・JR玉川改札に感謝を込めたペインティングイベントを行うアートプロジェクト「#391045428 (#サンキュートーヨコシブヤ)」を主催し、9月23日より3日間お披露目することを発表した。
1934年に開業された東急百貨店の前身となる東横百貨店が今年、86年の歴史を閉幕。10月には旧東急百貨店の西・南館が、渋谷駅周辺の再開発のために解体予定となっている。そこで今回、解体前最後に同スペースを活用し、東急東横店への今までの想いや感謝のメッセージを込めた寄せ書きを、アートプロジェクト「#391045428」として募ることが決定した。

同プロジェクトでは、渋谷に熱い想いを抱く若手のアーティスト有志たちが参加し、東急東横店へ「最後のさよならアートメッセージ」を日本最大規模のリーガル・グラフィティとして表現。1F~2Fの階段は「街」や「生命」をテーマに、美術家の青山健一氏が担当。2Fは、シブヤ近郊で活動するグラフィティ・アーティストらが手掛けている。
また、ペインティングイベントの開催と同時に、東急東横店・JR玉川改札への感謝と思い出を伝えるSNS投稿キャンペーン企画も開催。9月24日夜には、映像監督の山本英氏がイベントの様子をまとめたメイキング動画を作成し、オンライン上に公開予定となっている。