エフエム東京と博報堂DYメディアパートナーズは、オンデマンド音声ビジネス領域において協業し、組織的連携を図ることで合意したことを発表した。
昨今、海外でのオンデマンド音声サービス市場が拡大し、なかでもアメリカでの利用者数は1億人、関連広告費は800億円を越える規模となっている。一方で、日本でも市場規模はまだわずかながら、多くのプレーヤーがオンデマンド音声サービスに次々と参入。市場の成長・活況が期待されている。エフエム東京と博報堂DYメディアパートナーズも、日本市場においていち早くオンデマンド音声サービスを提供する独自のプラットフォームをそれぞれ立ち上げるなど、さまざまなトライを続けてきた。

今回の協業では、両社の持つ強みをかけ合わせ、オンデマンド音声コンテンツの企画開発・制作・販売・仕入れ、両社の持つプラットフォームや広告開発・販売の連携などを推進。オンデマンド音声ビジネス領域での業務拡大を図り、市場拡大の可能性を探索するとしている。

エフエム東京と博報堂DYメディアパートナーズは、今回の協業をきっかけとして、当該領域に関係するさまざまな企業とのネットワークを広げ、それらの企業と協力。日本におけるオンデマンド音声ビジネスと音声聴取文化の拡大に寄与していく方針だ。