博報堂生活総合研究所が「第7回 新型コロナウイルスに関する生活者調査」を実施

博報堂生活総合研究所は、新型コロナウイルスが流行している昨今の生活者意識や行動について｢新型コロナウイルスに関する生活者調査｣を実施し、調査結果を公表した。

・調査期間：10月1日～10月5日
・調査対象：首都圏・名古屋圏・阪神圏の20～69歳の男女1,500名 感染拡大以前の普段の状態を100点としたとき､現在の状況下における｢生活自由度｣が何点くらいかをきいたところ､59.7点の結果に。9月からは1.4pt増加し、2カ月連続での上昇となった。 新型コロナウイルス感染拡大に伴う【不安度】は､2カ月連続で全項目が減少｡特に「情報の不足や不確かさへの不安」(61.5%､5.1pt減)の減少が目立つ結果に。【行動抑制度】も､2カ月連続で全項目が減少｡｢不要不急の買い物を控えている｣(67.0%､7.4pt減)､｢外食を控えている｣(69.3%､6.4pt減)､「不要不急の外出を控えている」(76.9%､5.6pt減) などの減少が目立った。

【行動変化度】は、全体としては数値の変化は小さいが､「外出を控え､ネット通販や出前を利用している」(37.5%､6.6pt減)､「外出を控え､家の中でできる娯楽を楽しむ」(64.3%､5.7pt減)など外出を控える項目での減少､ ｢人が密集しない屋外でのレジャーを楽しむ」(43.2%､4.3pt増)など外出につながる項目での増加が目立つ結果に｡一方､｢マスク､手洗いなど感染対策を徹底するようにしている｣は91.5%(1.3pt減)と､引き続き高止まりしている。

9月後半の4連休の人出増加の報道や、東京発着のGoToトラベルキャンペーンの開始など、感染対策に引き続き留意しながら､外出や買い物､レジャーなど､「外へ」の行動を進めている生活者像がわかる調査結果となり、引き続き博報堂生活総合研究所は調査を続けていく予定だ。