3月7日、東京・虎ノ門ヒルズで第56回「宣伝会議賞」の贈賞式が開催され、グランプリをはじめとする各賞の受賞作品が発表された。
 
今回の応募総数は54万8258点。中高生部門の応募数3万929点を除く51万7329点の中から四次までおよぶ審査を通過し、ファイナリストとしてノミネートされたのは26作品だった。グランプリ、コピーゴールド、CMゴールド、眞木準賞、シルバーの各賞は、贈賞式前に行われた最終審査会を経てファイナリスト作品の中から決定された。

贈賞式では、シルバー受賞から発表が行われた。受賞したのは、石神慎吾さん、伊藤美幸さん、林田 淳さん、福井悠太さん、松村圭太さん、宮村亮大さん、山本真梨子さんの7人だ。

続いて、CMゴールドで中川 蓉さん(工学院大学 協賛課題)、コピーゴールドで三上 智広さん(日本ガイシ 協賛課題)、眞木準賞で森 善彦さん(工学院大学 協賛課題)の受賞が発表となった。

そして、栄えあるグランプリには、カクイチの協賛課題に応募された谷尾 裕一郎さんのコピー「ホースの代わりって、ない。」が選ばれた。審査員長の仲畑貴志氏からの発表を受け、驚きの表情で壇上に登った。
贈賞式でグランプリを受賞し、特別ゲストとして来場したイメージキャラクターの清原果耶さんから花束を受け取る谷尾 裕一郎さん。「平成最後のグランプリありがとうございます。幼少の頃より『ホースの代わりって、ない。』なあと思い続けてきたので、コピーが評価されて嬉しいです」と自らのコピーを絡め、笑いを誘った。
CMゴールドを受賞し、壇上でスピーチする中川 蓉さん。
CMゴールドを受賞し、壇上でスピーチする中川 蓉さん。
華やかな舞台に登り、興奮と緊張が垣間見える「中高生部門」の受賞者の皆さん。
華やかな舞台に登り、興奮と緊張が垣間見える「中高生部門」の受賞者の皆さん。
受賞作品の発表を終え、仲畑貴志審査員長が総評を行った。
受賞作品の発表を終え、仲畑貴志審査員長が総評を行った。
仲畑審査委員長は、今年の受賞作品について「ダントツの作品がなく、どの作品も僅差でした。最終的に2作品が同じ得票数で並び、審査員長として決断を迫られたのですが、コピーの中に『たしかに、ホースの代わりはないなあ』という発見があったことが決め手になりました」とコメント。

「受賞作品、ファイナリストの差はそれほどないので、受賞のチャンスは誰にでもある。来年もより多くのチャーミングなコピーが寄せられることを期待しています」と締めくくった。