デザイン・ブランディング事業を手がけるセイタロウデザインと、非営利・ソーシャルグッド専門の後方支援ファームであるひとしずくは、社会課題解決のプロトタイプをプレゼンテーションする実験室「もしもラボ」事業を新たに開発し、2月19日より開始した。
課題先進国と言われる日本において、さまざまな課題に対して、その解決のための取り組みがなされている。二社は、2020年4月25日にソーシャルグッド関連事業における業務提携をし、議論を重ね、事業開発を行ってきた。そこで、社会に対するビジョンを可視化し、社会課題解決の試作(プロトタイプ)を提示する事業として、「もしもラボ」が開発された。

「もしもラボ」では、パートナーとともに解決したい社会課題を明確にし、その課題のデータや事実から解決策としての仮説を提示する。そして、その仮説に基づいた試作(プロトタイプ)をデザインし、社会にプレゼンテーションをすることで、賛同者や共感者を募り、ともにアクションにつながるプロジェクトを創造していく。なお、本事業の目標は、その仮説を実証することにあるとしている。実際に社会を変えてみせることで、一人ひとりの社会課題に対する意識を変え、ソーシャルインパクトを生み出すことを目指す。