ゲームソフトの開発を手掛けるスクウェア・エニックスは、6月2日に発売される堂本光一さんの音楽アルバム『PLAYFUL』に、映像制作および作曲で参加することを発表した。スクウェア・エニックスが他社アーティストアルバムにビジュアル面から参加するのは今回が初めての試みとなる。
同社が手掛けたのは、収録中の一曲である『V』。イメージ・スタジオ部とサウンド部が、ショートムービーのプロデュース・制作および楽曲提供を行った。なお、この2部署は、『ファイナルファンタジー』シリーズを含むスクウェア・エニックスの代表的ゲーム作品においてCG映像や音楽制作を担当している。

ショートムービーは堂本さん本人のモーションキャプチャを含む実写とフルCGのハイブリッドで制作され、アルバムジャケットやキービジュアルとしても採用されている。『V』の楽曲(インストゥルメンタル)は、アルバム『PLAYFUL』の全形態(初回盤A、初回盤B、通常盤)に収録され、初回盤Aにのみ特典映像として『V』ショートムービーが収録される。

スクウェア・エニックス・グループは、30年以上の歴史を持つ『ファイナルファンタジー』『ドラゴンクエスト』シリーズをはじめ、ライブコンサートや映画、出版など、あらゆる分野におけるエンターテインメントづくりに取り組んできた。今回は、堂本さんが長年にわたり同社のゲームをプレイしていた縁から、コラボレーションが実現した。