企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するアジアクエストは、NTTドコモが取り組む「XRシティ SHINJUKU」第2期プロジェクトへ、スターティアラボと共同で開発したスマートフォンアプリ「XRシティ」を提供したことを発表した。

「XRシティ SHINJUKU」とは、未来の新宿をテーマとし、XR技術によってデジタル情報やコンテンツが表現される新たなまちづくりを目指すプロジェクト。さまざまななXRコンテンツ体験を通じて、デジタルと現実世界が融合した新たな街の魅力を楽しむことができる。さらに、ビジネス面では店舗への送客や購買支援など、XR技術を用いた新たな可能性も併せて探り、街の価値をさらに高めるサービスの創出を目指している。
提供するXRアプリ「XRシティ」では、新宿駅周辺に複数設けられた体験エリアで、アプリをダウンロードしたスマートフォンをかざすことにより、XR技術を用いたさまざまなコンテンツを体験することができる。

1. キャラコンテンツ
テレビアニメ作品『銀魂』に登場する「坂田銀時」「新八」「神楽」や、NTTドコモのマスコットキャラクター「ポインコ兄弟」が画面上に登場する。ユーザーは、彼らのリアクションを楽しんだり、一緒に写真を撮ることができる。また、キャラクターたちが、現実空間内に表示される一部広告・クーポン掲載店舗への行き方を案内してくれる。

2. 謎解きコンテンツ
新宿の街を舞台にしたさまざまな謎を提供。リアル脱出ゲームを手掛けるSCRAPの監修により、現実世界とデジタルが融合した新しい体験を味わうことができる。

3. アート&空間らくがきコンテンツ
新宿の街並みをベースに、世界中の景観地やさまざまな世界観のデジタルアート作品を楽しめる。また、ユーザーが「XRシティ」アプリの画面上に落書きを行うと、その落書きが空間に浮かんで見える不思議な体験を味わうことができる。ユーザーの描いた落書きは、写真や動画を撮影してSNSで共有が可能。
アプリの利用期間は、6月21日から8月8日まで。小田急百貨店新宿店、新宿サザンテラス、新宿中央公園、歌舞伎町シネシティ広場、モザイク通り、東京ミステリーサーカスの計6スポットで利用することができる。