クロススペースからの委託により、マイクロアドデジタルサイネージ、ユニカが共同運営する、4K相当画質の大型街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」が、7月1日にプレ放映をスタートした。平面サイネージでは表現することのできない3D映像が放映可能となっており、プレ放映の開始に合わせて、3D映像のデモンストレーションとして「巨大三毛猫」が登場した。
近年、海外では大型街頭ビジョンを利用した3D映像が話題を呼んでいるが、通常の平面サイネージでは3D効果が限定的となる。3D映像が効果を発揮するにはビジョンの形状と画面を見る角度が重要であり、日本国内ではこれに適した大型媒体が少ないことから、これまで大きく話題となるような事例が見られなかった。今回オープンした「クロス新宿ビジョン」は設計当初から、新宿駅東口広場からの視聴に適した設置位置・形状を意識しており、インパクトのある3D映像を用いたプロモーションやマーケティングが可能となっている。
今回、デモンストレーション放映される3D映像は老若男女に人気の「猫」をテーマにしている。ビジョンに映し出された巨大三毛猫は朝のビジョン放映開始とともに目を覚まし、夜の放映終了とともに眠りにつく。日中は通常放送の合間に登場し、通行人に話しかけることもあるとのことだ。大作映画レベルのクオリティーで作成された3Dの巨大三毛猫が、周辺利用者へ驚き、笑い、癒しを届ける。なお、クロス新宿ビジョンの下層階はイベントスペースとなっており、すぐ向かいはJR新宿駅東口駅前広場という立地だ。今後、同ビジョンにてほかにない映像表現を届けるとともに、イベントスペース、広場、他ビジョンと連携した効果的なプロモーションやマーケティングを提供していく。