渋谷区と新宿区のファミリーマートに導入された、お手洗いの長時間利用の抑止IoTサービス「VACAN AirKnock Ads」(以下、AirKnock Ads)」において、7月12日より、ファイナルファンタジーシリーズ タクティカルRPG「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」の約30秒間のプロモーション動画が配信される。
VACAN AirKnockは、取得したお手洗いの混雑情報と利用時間を個室内壁面に設置したタブレットに表示することで、自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービスだ。導入済みのオフィスでは、1個室あたり1日45分のトイレ利用時間の削減効果が確認されている。同時に、これまで取得できていなかったトイレに関する使用時間や頻度などのデータをリアルタイムに取得・通知することで、より効率的な清掃や備品管理などのオペレーションの構築や急病人などの発生の早期把握が期待できる。

今回、渋谷区と新宿区のファミリーマートに導入されているAirKnock Adsにおいて、混雑を発生させないように制御しつつ、利用者にトイレの使用時間だけでなく店舗からのお知らせやプロモーション動画などの配信を開始する。お手洗いは、ほかのコンテンツが少ないため、利用者の視認性が高く集中してコンテンツを見やすいという特徴がある。実証実験では、配信した広告の理解度が70%を超えるという結果も出ているとのことだ。