CCCマーケティング内の「CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)」は、官公庁や自治体、地域企業・団体に向けて、地域の持続的な発展につなげていくための新たなコンサルティングサービスを開始した。
同研究所では2020年の設立以来、消費データや生活者のインサイト、社会環境や経済情勢などを踏まえたトレンドの情報発信や、大学や研究機関と連携した産学協働プログラムの実施、企業のマーケティング課題の解決に向けたコンサルティングなどを行ってきた。今回新たにスタートした地域活性化コンサルティングサービスでは、地域や生活者をひとつの「まち」として捉え、「まち」の未来づくりを「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」の力で推進していく。

■「データ」領域
CCCマーケティング総研のデータアナリストが、7000万人のユニークデータとさまざまなオリジナルの生活者分析手法をもとに、「まち」に暮らす生活者の志向性や深層心理を把握し、クリエイティブと戦略策定の基盤づくりに立脚する。

■「クリエイティブ」領域
蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループで多面的に表現活動や創作活動を行っているクリエイターや、多様な外部ネットワークを有するクリエイターが、コンサルタントと協働でデータに基づいた生活者に親しみやすくわかりやすい解決策を提案する。

■「コンサルティング」領域
CCCマーケティング総研のコンサルタントが、データとクリエイティブを総合的に統括し、喫緊の課題だけでなく「まち」の持続的な発展につなげる視点からコンサルティングを実施。これまでのシンクタンクとは異なる「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」が三位一体となったデータ立脚型のコンサルティングサービスを提供する。

CCCマーケティング総研では、今後、生活者の声を顕在化させた「まち」のブランドイメージ調査などの各種調査サービスや官公庁、自治体・企業に対するコンサルティングサービス、外部企業と連携したコンソーシアムによるまちづくりなど、独自の視点と生活者に寄り添う姿勢で「まち」の課題解決に取り組んでいく。