博報堂プロダクツは、企業キャラクターをオリジナルで開発し活用することでコミュニケーションの全方位支援を実現する「きゃらいく」のサービス提供を開始した。
企業キャラクターは、マーケティング・プロモーション領域で多く活用されるコミュニケーション手法のひとつであり、とりわけプロモーション領域においては、他社との差別化が図りやすく、多くのオリジナルキャラクターが開発されている。その一方で、企業キャラクターを開発したものの、認知度が上がらないなど、上手く活用できていないといった課題も多く見受けられる。

「きゃらいく」は、博報堂プロダクツがこれまでに培ったオリジナルキャラクター開発の知見と、各事業本部が持つ多彩なソリューションを掛け合わせたサービスだ。ブランド・業種・業界にあわせた最適なキャラクターを設計・開発するとともに、グラフィック、Web、動画、SNS、ノベルティ、各種デジタルコンテンツや、キャラクターを活用したビジネス展開など、コミュニケーションを全方位フルプロデュースしていくことで、企業やブランド、サービスのエンゲージメント向上を目指す。

博報堂プロダクツは、ビジュアル化(視覚体験化)による新しいマーケティングコミュニケーションの変革を「VX(ビジュアル・トランスフォーメーション)」と位置づけ、「撮影テック」「ライブテック」「エクスペリエンス」「プロダクションDX」「運用・UX」「コンテンツソリューション」「CG・VFX」「AI」「業種別ソリューション」の9つのカテゴリーを軸に「見るを超える体験」を開発・提供している。「きゃらいく」もこのVXの取り組みのひとつとして展開していくことで、キャラクターを通じて良質な視覚体験を提供し、企業と生活者とのエンゲージメント高め、企業のさらなる成長・ブランド価値の向上に貢献していく考えだ。