「日本キャラクター大賞2025」発表、サンリオキャラクターズやちいかわ、パンどろぼうなどが選出
キャラクターブランド・ライセンス協会は6月20日、「日本キャラクター大賞2025」の受賞結果を発表した。
表彰式は、東京ビッグサイトで開催される「ライセンシング ジャパン」の会場内で7月2日に行われる。なお、グランプリは、当日表彰式にて発表される。また、同見本市会期中は、会場内の専用スペースに受賞プロパティが展示される予定である。
「日本キャラクター大賞」は、本年で16回目を迎えるキャラクターおよびライセンスビジネス業界のアワードである。2009年、ライセンスビジネス産業の価値を広く社会に発信するため創設された。
今回の受賞キャラクター詳細は以下の通り。
選評:これまでに生み出してきた多くのキャラクターたちを再構成して押し出すという、サンリオならではの独自展開が秀逸。また、過去に多数積み重ねてきたキャラクターコラボを大いに活用することで、さまざまなファン層にリーチできており、今後さらに広がる可能性を感じる。
スパイラルキュート「ちいかわ」
選評:大人気のキャラクターIPとして、ゆるぎない地位にまでたどり着いた印象。国内だけでなく、海外でも人気は拡大しており、展開アイテムやターゲットの幅も広く、定番のキャラクターとして長く継続されていく可能性を感じる。そのための、地に足の着いた各種布石も好印象。
Microsoft/MOJANG AB/CAA Brand Management「MINECRAFT」
選評:圧倒的なゲームでの知名度や人気度を活かし、商品や映画など、着実にライセンスの幅を広げている。メインのゲームについては、常に新しいユーザーが入り続けるメガコンテンツであるため、そこを活かしつつライセンスとしてどのような戦略を打ち出していくのかに注目したい。
選評:POPでガーリーなテイストの可愛さと、「自分を愛し、他者も愛する」というメッセージ性が支持され世界中で人気が拡大している。日本でもZ世代を中心に人気が広がっており、本格的なライセンス展開と相まって、今後さらなる飛躍が期待される。
選評:トレーニンググッズにキャラクターを採用するという意外性のある組み合わせで、お互いのファン層に刺激を与えられた良い例。親和性が高く見えるコラボが優先されるなかで、こういったしっかりとプラスを出せるコラボは今後もどんどん出てきてほしい。
選評:IPの持つ世界観を、見た目と味をともなって構成するマクドナルドは素晴らしい。意外性の高さに加え、IPのオリジナリティにしっかりと相乗りした名称やデザインを構築できている部分の完成度が高く、多くのファンに受け入れられた。
選評:キャラクターIPファンの間ではダイソーのキャラクターグッズ売り場は商品も充実し、推し活関連商品も豊富で評価が高い。本来は100円ショップであるものの、そのクオリティは他の追随を許さないことに加え、回転の早さもファンには大きな魅力となっている。
選評:絵本発としては珍しく、ライセンス展開にも積極的で、親子だけではなく、若年層にも人気が高い稀有なキャラクターIP。絵本キャラクターとしての王道の展開を行いつつ、幅広い年代からの支持を集めることができれば、今後さらに人気が加速するポテンシャルを感じる。

「日本キャラクター大賞」は、本年で16回目を迎えるキャラクターおよびライセンスビジネス業界のアワードである。2009年、ライセンスビジネス産業の価値を広く社会に発信するため創設された。
今回の受賞キャラクター詳細は以下の通り。
キャラクター・ライセンス賞
サンリオ「サンリオキャラクターズ」選評:これまでに生み出してきた多くのキャラクターたちを再構成して押し出すという、サンリオならではの独自展開が秀逸。また、過去に多数積み重ねてきたキャラクターコラボを大いに活用することで、さまざまなファン層にリーチできており、今後さらに広がる可能性を感じる。
スパイラルキュート「ちいかわ」
選評:大人気のキャラクターIPとして、ゆるぎない地位にまでたどり着いた印象。国内だけでなく、海外でも人気は拡大しており、展開アイテムやターゲットの幅も広く、定番のキャラクターとして長く継続されていく可能性を感じる。そのための、地に足の着いた各種布石も好印象。
Microsoft/MOJANG AB/CAA Brand Management「MINECRAFT」
選評:圧倒的なゲームでの知名度や人気度を活かし、商品や映画など、着実にライセンスの幅を広げている。メインのゲームについては、常に新しいユーザーが入り続けるメガコンテンツであるため、そこを活かしつつライセンスとしてどのような戦略を打ち出していくのかに注目したい。
ニューフェイス賞
K VISION「Esther Bunny(エスターバニー)」選評:POPでガーリーなテイストの可愛さと、「自分を愛し、他者も愛する」というメッセージ性が支持され世界中で人気が拡大している。日本でもZ世代を中心に人気が広がっており、本格的なライセンス展開と相まって、今後さらなる飛躍が期待される。
プロダクト・ライセンシー賞
ミズノ「ミズノヘルシーインテリア 『PEANUTS』デザインシリーズ」選評:トレーニンググッズにキャラクターを採用するという意外性のある組み合わせで、お互いのファン層に刺激を与えられた良い例。親和性が高く見えるコラボが優先されるなかで、こういったしっかりとプラスを出せるコラボは今後もどんどん出てきてほしい。
プロダクト・ライセンシー賞
日本マクドナルド「マクドナルド×エヴァンゲリオン」選評:IPの持つ世界観を、見た目と味をともなって構成するマクドナルドは素晴らしい。意外性の高さに加え、IPのオリジナリティにしっかりと相乗りした名称やデザインを構築できている部分の完成度が高く、多くのファンに受け入れられた。
運命に導かれた3つのバーガーが
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) December 25, 2024
マクドナルドに集結。
エヴァンゲリオンバーガー
1/6(月)発売 pic.twitter.com/6S5JO3Mpi7
リテイル賞
大創産業「DAISO(ダイソー)」選評:キャラクターIPファンの間ではダイソーのキャラクターグッズ売り場は商品も充実し、推し活関連商品も豊富で評価が高い。本来は100円ショップであるものの、そのクオリティは他の追随を許さないことに加え、回転の早さもファンには大きな魅力となっている。
選定委員特別賞
KADOKAWA「パンどろぼう」選評:絵本発としては珍しく、ライセンス展開にも積極的で、親子だけではなく、若年層にも人気が高い稀有なキャラクターIP。絵本キャラクターとしての王道の展開を行いつつ、幅広い年代からの支持を集めることができれば、今後さらに人気が加速するポテンシャルを感じる。
