こんにちは、ハヤカワ五味です。

4月は”はじまりの季節”、私も4月から「マスメディアン 妄想の泉」のメインパーソナリティを務めさせていただいております。みなさんはいいかがお過ごしでしょうか? なかには、社会人になったばかりの方々もいらっしゃると思います。学生時代と社会人との”違い”にあっけらかんとしている人も少なくないのではないでしょうか。私自身、社会に出て数年はそれに戸惑うことも多く、弊社の新卒社員もまずはその壁にぶつかることが多いように思います。

学生時代は、期末試験などに示されるように「正解があることに対しての学習」が多かったのではないかと思います。正解を覚えたり、正解に行き着くまでのフローを学んだり…。それゆえに、わからない時でも「どこかで学んだはず」だから、たくさん頭を使って、さまざまな事柄を乗り越えて来たのだと思います。

でも、社会人になると「正解がないことに対しての試行錯誤」をしていくことになります。それは特に、マーケティングやクリエイティブの世界で活躍したい方などは当てはまるのではないでしょうか。マーケティングやクリエイティブの世界では、絶対的な正解というものはありませんし、正解らしいことを追い求めて努力してもその正解らしいことも常にアップデートされてゆきます。しかも、その答えが自分の中にあるものだとも限りません。だからこそ、自分一人だけで頭をひねっても、なかなか成果が出ない、そうなると自分自身には才能がないのではないかと絶望してしまうこともありますよね。

私も、自分の中でぐるぐると正解を探して、でも正解じゃなくて、煮詰まっていた時期があります。そんな時には、周りの先輩や友達、意外にも実家のお母さんとかがその回答に対してのヒントを持っていたりします。これからたくさんの課題と、それに対してのクリエイティブな回答を求められる中で煮詰まってしまったときは、少しだけこの話を思い出して、周りを見渡してもらえたら意外にもヒントが落ちているかもしれません。お互い頑張りましょう!
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【パーソナリティ】
ハヤカワ五味
課題解決型アパレルブランドを運営するウツワ代表取締役。1995年生まれ。大学入学後にランジェリーブランド《feast》、2017年にはワンピースの《ダブルチャカ》を立ち上げ、D2Cで販売する。「ファッションデザイナー」と「事業家」の2つの顔を持つ。
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