2022年度の優れたマーケティング活動を表彰する「日本マーケティング大賞」選考委員会は、このたび第15回日本マーケティング大賞を発表した。

同アワードでは、総合的に周到なマーケティング計画のもと、市場へのインパクト、独自性、ブランド定着性など、目覚ましい成果を上げたプロジェクトがグランプリに選ばれる。今回は、推薦プロジェクト総数100件の中から、アサヒビールと電通デジタルとの合弁会社スマドリによる「スマドリバー渋谷」がグランプリに選出された。

飲めない人のインサイトに徹底的にこだわったメニューやサービスを提供するなど、“お酒を「飲める」人と「飲まない・飲めない」人が一緒に楽しめる社会”の実現への取り組みが評価された結果となった。

各受賞作品は以下のとおり。

グランプリ

プロジェクト名:飲めない人の視点から新文化創造に挑戦「スマドリバー渋谷」
受賞企業・団体:スマドリ(アサヒビールと電通デジタルとの合弁会社)

準グランプリ

プロジェクト名:Z世代向けライフスタイル提案ブランド「粥粥好日(かゆかゆこうじつ)」
受賞企業・団体:味の素、三井物産、ドットミー

奨励賞

プロジェクト名:共助×DXで地方の未来を創る「ノッカルの挑戦」
受賞企業・団体:富山県朝日町、博報堂

プロジェクト名:「みんなで!どう解く?」
受賞企業・団体:日本マクドナルド
プロジェクト名:LIFULL HOME'S「FRIENDLY DOOR」
受賞企業・団体:LIFULL
プロジェクト名:伝統の日本酒蔵が挑戦する「体験型」BtoC事業
受賞企業・団体:梅乃宿酒造
プロジェクト名:「地球の歩き方」コロナ禍で売上95%減からのV字回復
受賞企業・団体:地球の歩き方

地域賞

<関西地区>
プロジェクト名:偶然性で旅の行き先を決める「サイコロきっぷ」プロモーション
受賞企業・団体:西日本旅客鉄道

<九州地区>
プロジェクト名:食料廃棄物を釣りえさへ ECYCLE PROJECT
受賞企業・団体:電通九州、IMARI、九州大学

<北海道地区>
受賞プロジェクト: 創業6年の酒蔵が挑戦する「6次産業化地方創生」
受賞企業・団体: 緑丘工房