CM総合研究所、「BRAND OF THE YEAR 2023」を発表!
CM総合研究所は、2023年度(2022年11月度~2023年10月度)のCM好感度ナンバーワンブランド「BRAND OF THE YEAR 2023」を発表するとともに、CM好感度ランキング上位の顔ぶれとCM展開についてレポートを発表した。
CM総合研究所は消費者3000人の月例CM好感度調査をもとに、CM好感度年間No.1ブランド「BRAND OF THE YEAR」、および優れたCM展開で業績の向上に貢献した「消費者を動かしたCM展開」を毎年12月に発表している。この1年間のCM動向を振り返るとともに、コロナ明けにおける生活者の意識の変化、および広告クリエティブのあり方を探っている。
auが史上初の9連覇を達成、多彩なキャストが登場する「三太郎」シリーズが好調
KDDI「au」が史上初の9年連続CM好感度総合1位に輝いた。松田翔太さん、桐谷健太さん、濱田岳さんらが出演する「三太郎」シリーズは毎年恒例の正月CMがヒット。Meiyoさんの歌うCMオリジナル楽曲『ココロ、オドルほうで。』に合わせて、さまざまな選択に迷う三太郎たちが桜の舞い散る庭で楽しげにダンスをする様子を映した。“あの”演じる“あまのじゃ子”、田中みな実さんが好演した“鬼嫁”などの新キャストを交えたコミカルなCMも好評価を獲得。このほか神木隆之介さんたちが出演する「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズも多く支持された。
「UNIQLO」は自己最高位の総合2位につけた。「LifeとWear」をコピーに、サザンオールスターズの楽曲とともに桑田佳祐さん、綾瀬はるかさんの出演で展開するシリーズが引き続き好調。綾瀬さんが内田篤人さん、斎藤佑樹さん、松下洸平さんといった多彩なキャストと共演するCMを次々に放送し、成人層を中心にポイントを伸ばした。
ソフトバンク「ワイモバイル」は芦田愛菜さん、出川哲朗さん、小池栄子さんが“バカボン”一家を演じるシリーズがヒット。ヒロシさん、デヴィ夫人、ダイアンの津田篤宏さんといったゲストが登場するCMなども展開し、初のトップ3入りを果たした。「SoftBank」は中居正広さんが“ペイトク”を演じるCMが話題を集め、4位に続いた。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、丸亀製麺が初のトップ10入り
アサヒビール「スーパードライ」が自己最高のCM好感度を更新し、初のトップ5入りとなった。「最高の渇きに、DRY。」というメッセージのもと、イチローさん、プロサーファーの五十嵐カノアさんが出演するCMが快走。「SUPER TRY」をコピーに、ラグビーワールドカップの熱戦に沸く人々を映すCMも注目された。「アサヒ生ビール」は竹内まりやさんの『元気を出して』をBGMに、芳根京子さんと松下洸平さんがそれぞれ居酒屋での時間を楽しみ、自宅で商品を手に「おつかれ生です。」と語りかけるCMが好評だった。
花王「アタックZERO」は松坂桃李さん、菅田将暉さん、賀来賢人さん、間宮祥太朗さん、杉野遥亮さんが“#洗濯愛してる会”のメンバーを演じ、スティック形状の衣料用洗剤「アタックZEROパーフェクトスティック」を訴求するCMが多くの支持を得た。
Uber Eats Japanは夏木マリさんを起用したCMシリーズがヒット。「Uber Eatsで、いーんじゃない?」のコピーとともに、サービスの利便性や先進性を表現した。
ユー・エス・ジェイ「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、トリドールホールディングス「丸亀製麺」は自己最高のCM好感度を獲得し、初のトップ10入りを果たした。前者は塾講師役の菅田将暉さんが子どもたちに「おうちの人と一緒に、よ~く、やらかすように!」と伝えるCMがヒット。後者は米米CLUBの『Shake Hip!』のリメイク楽曲が流れるなか、原菜乃華さんたちが商品を手に、さまざまな場所でダンスをしてうどんを食べるCMを放送し、カップ容器入りのうどんを振って味わう「丸亀シェイクうどん」を印象づけた。
アサヒ飲料「颯」:「叫びたくなる緑茶 八村塁」篇
コーセー「コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム」:「自分が整う」篇
サントリーホールディングス「サントリー生ビール」:「生きている人々」篇
トリドールホールディングス「丸亀製麺」:「ふるふるカンタンもっちもち! 丸亀シェイクうどん」篇
にしたんクリニック「来院促進」:「サスペンスドラマ」篇
日清食品「日清焼そばU.F.O.」:「そろ谷U.F.O.炭酸合う」篇
日本マクドナルド「来店促進」:「家族といっしょに。「約束のハッピーセット」」篇
三菱自動車「デリカミニ」:「デリカミニ デビュー!」篇
ユー・エス・ジェイ「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」:超元気特区 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「突然の引越し」篇
RIZAP「chocoZAP(チョコザップ)」:「次のアポイントまで」篇
調査概要
対象作品:2023年度のCM展開(東京キー5局/2599社/6498銘柄/13738作品)
対象期間:2022年11月度~2023年10月度(2022年10月20日~2023年10月19日)
調査対象:関東一都六県在住の一般モニター男女3000人の「月例CM好感度調査」12カ月分より集計
選出方法:対象期間にCMのオンエアがあり、CM好感度を獲得した銘柄のうち、「年間CM好感度総合100位以内」「年間累計でCM好感度を獲得した上位10%かつ属する商品カテゴリのCM好感度上位10位以内」「月間のCM好感度調査で上位20位以内」のいずれか1つ以上の条件を満たした銘柄を対象に、業績に関するアンケートを実施。
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※企業・銘柄・作品名はCM総合研究所のデータベースの登録名称であり、正式名称と異なる場合あり。
KDDI「au」が史上初の9年連続CM好感度総合1位に輝いた。松田翔太さん、桐谷健太さん、濱田岳さんらが出演する「三太郎」シリーズは毎年恒例の正月CMがヒット。Meiyoさんの歌うCMオリジナル楽曲『ココロ、オドルほうで。』に合わせて、さまざまな選択に迷う三太郎たちが桜の舞い散る庭で楽しげにダンスをする様子を映した。“あの”演じる“あまのじゃ子”、田中みな実さんが好演した“鬼嫁”などの新キャストを交えたコミカルなCMも好評価を獲得。このほか神木隆之介さんたちが出演する「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズも多く支持された。
「UNIQLO」は自己最高位の総合2位につけた。「LifeとWear」をコピーに、サザンオールスターズの楽曲とともに桑田佳祐さん、綾瀬はるかさんの出演で展開するシリーズが引き続き好調。綾瀬さんが内田篤人さん、斎藤佑樹さん、松下洸平さんといった多彩なキャストと共演するCMを次々に放送し、成人層を中心にポイントを伸ばした。
ソフトバンク「ワイモバイル」は芦田愛菜さん、出川哲朗さん、小池栄子さんが“バカボン”一家を演じるシリーズがヒット。ヒロシさん、デヴィ夫人、ダイアンの津田篤宏さんといったゲストが登場するCMなども展開し、初のトップ3入りを果たした。「SoftBank」は中居正広さんが“ペイトク”を演じるCMが話題を集め、4位に続いた。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、丸亀製麺が初のトップ10入り
アサヒビール「スーパードライ」が自己最高のCM好感度を更新し、初のトップ5入りとなった。「最高の渇きに、DRY。」というメッセージのもと、イチローさん、プロサーファーの五十嵐カノアさんが出演するCMが快走。「SUPER TRY」をコピーに、ラグビーワールドカップの熱戦に沸く人々を映すCMも注目された。「アサヒ生ビール」は竹内まりやさんの『元気を出して』をBGMに、芳根京子さんと松下洸平さんがそれぞれ居酒屋での時間を楽しみ、自宅で商品を手に「おつかれ生です。」と語りかけるCMが好評だった。
花王「アタックZERO」は松坂桃李さん、菅田将暉さん、賀来賢人さん、間宮祥太朗さん、杉野遥亮さんが“#洗濯愛してる会”のメンバーを演じ、スティック形状の衣料用洗剤「アタックZEROパーフェクトスティック」を訴求するCMが多くの支持を得た。
Uber Eats Japanは夏木マリさんを起用したCMシリーズがヒット。「Uber Eatsで、いーんじゃない?」のコピーとともに、サービスの利便性や先進性を表現した。
ユー・エス・ジェイ「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、トリドールホールディングス「丸亀製麺」は自己最高のCM好感度を獲得し、初のトップ10入りを果たした。前者は塾講師役の菅田将暉さんが子どもたちに「おうちの人と一緒に、よ~く、やらかすように!」と伝えるCMがヒット。後者は米米CLUBの『Shake Hip!』のリメイク楽曲が流れるなか、原菜乃華さんたちが商品を手に、さまざまな場所でダンスをしてうどんを食べるCMを放送し、カップ容器入りのうどんを振って味わう「丸亀シェイクうどん」を印象づけた。
消費者を動かしたCM展開
毎月3000人に実施している「CM好感度調査」において上位にランクインし、業績の向上に貢献したCM展開に贈られる広告賞である。本年度は、CMをオンエアした商品・サービス全6498銘柄のうち、優れたCM好感度を記録した208銘柄を対象に、広告主に業績(売り上げ、シェアなど)に関するアンケートを実施。業績などへの貢献が確認できた162銘柄が「消費者を動かしたCM展開」に決定した。 そのうち「時代性」「話題性」「影響力」に優れ、本年度を象徴する10銘柄を「消費者を動かしたCM展開 特別賞」として贈賞した。受賞作品は以下の通り。アサヒ飲料「颯」:「叫びたくなる緑茶 八村塁」篇
コーセー「コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム」:「自分が整う」篇
サントリーホールディングス「サントリー生ビール」:「生きている人々」篇
トリドールホールディングス「丸亀製麺」:「ふるふるカンタンもっちもち! 丸亀シェイクうどん」篇
にしたんクリニック「来院促進」:「サスペンスドラマ」篇
日清食品「日清焼そばU.F.O.」:「そろ谷U.F.O.炭酸合う」篇
日本マクドナルド「来店促進」:「家族といっしょに。「約束のハッピーセット」」篇
三菱自動車「デリカミニ」:「デリカミニ デビュー!」篇
ユー・エス・ジェイ「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」:超元気特区 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「突然の引越し」篇
RIZAP「chocoZAP(チョコザップ)」:「次のアポイントまで」篇
調査概要
対象作品:2023年度のCM展開(東京キー5局/2599社/6498銘柄/13738作品)
対象期間:2022年11月度~2023年10月度(2022年10月20日~2023年10月19日)
調査対象:関東一都六県在住の一般モニター男女3000人の「月例CM好感度調査」12カ月分より集計
選出方法:対象期間にCMのオンエアがあり、CM好感度を獲得した銘柄のうち、「年間CM好感度総合100位以内」「年間累計でCM好感度を獲得した上位10%かつ属する商品カテゴリのCM好感度上位10位以内」「月間のCM好感度調査で上位20位以内」のいずれか1つ以上の条件を満たした銘柄を対象に、業績に関するアンケートを実施。