日本広告業協会(JAAA)が、2019年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞を発表した。この賞は、同協会会員社のなかで2019年に最も優れたクリエイティブワークを行ったクリエイター個人を表彰するもので、今年度で31回目を迎える。会員各社の選考を経てノミネートされた37人(27社)のクリエイターから、クリエイター・オブ・ザ・イヤー2人、メダリスト8人が選ばれた。なお、クリエイター・オブ・ザ・イヤーの受賞者が2人となるのは、これまでの歴史上初めてとなる。

クリエイター・オブ・ザ・イヤー

川腰和徳
電通 第3CRプランニング局 クリエーティブ・ディレクター/アート・ディレクター
<主なクリエイティブワーク>
・北國新聞社「高等学校相撲金沢大会 ブランディングプロジェクト」
・テレビ朝日・東宝「『君の名は。』地上波放送プロジェクト2019」
・マンダム「GATSBY COP」「盛られハザード」
・湖池屋「KOIKEYA PRIDE POTATO」
・ヤフー「HISTORY OF THE INTERNET」
・神戸新聞社「SINCE 1995」PROJECT ほか
北國新聞社「高等学校相撲金沢大会 ブランディングプロジェクト」
北國新聞社「高等学校相撲金沢大会 ブランディングプロジェクト」
テレビ朝日・東宝「『君の名は。』地上波放送プロジェクト2019」
テレビ朝日・東宝「『君の名は。』地上波放送プロジェクト2019」
神田祐介
博報堂 第一クリエイティブ局 クリエイティブディレクター/CMプラナー
<主なクリエイティブワーク>
・タクティー jms 連続10秒ドラマ「愛の停止線」
・ドラマ24 「きのう何食べた?」企画監修
・マンダム LUCIDO テレビCM「恥ずかしい」篇
・独立行政法人日本スポーツ振興センター BIG テレビCM 「あの人もBIG」シリーズ ほか
タクティー jms 連続10秒ドラマ「愛の停止線」
タクティー jms 連続10秒ドラマ「愛の停止線」
ドラマ24 「きのう何食べた?」企画監修
ドラマ24 「きのう何食べた?」企画監修
川腰氏は、アートディレクターならではの大胆で緻密なデザイン力で数々の広告賞を受賞し、映画『君の名は。』地上波放送プロジェクトでは、これまで誰もやったことがない発想を実現した点が評価された。また、神田氏は、「連続10秒Webドラマ」というまったく新しいコンテンツで、広告の枠を飛び出しテレビドラマの企画監修まで手がける、新鮮でクオリティの高いコンテンツを生み出す手法が高い評価を得た。

クリエイター・オブ・ザ・イヤー メダリスト

木村洋
TBWA\HAKUHODO Disruption Lab Senior Art Director

細川美和子
電通 CDC クリエーティブ・ディレクター/コピーライター

荒井信洋
TBWA\HAKUHODO Disruption Lab クリエイティブディレクター

河西智彦
博報堂 統合プラニング局 クリエイティブディレクター

嶋田三四郎
博報堂DYメディアパートナーズ クリエイティブ&テクノロジー局長兼統合クリエイティブGM

玉川健司
ADKマーケティング・ソリューションズ
エクスペリエンス・デザインセンター EXクリエイティブユニット クリエイティブディレクター

辻󠄀中輝
電通九州
クリエーティブ局 クリエーティブ・イノベーション部 コピーライター/CMプランナー

三田哲矢
WUNDERMAN THOMPSON TOKYO クリエイティブ・ディレクター