アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル「文化庁メディア芸術祭」の受賞作品及び功労賞受賞者が発表となった。
第24回目となる今回は、世界103の国と地域から応募された3693作品の中から、部門ごとに大賞、優秀賞、ソーシャル・インパクト賞、新人賞、U-18賞を選出。また、世界34の国と地域から応募された114作品の中から、フェスティバル・プラットフォーム賞を選出した。受賞作品は以下の通り。

■大賞受賞作品

<アート部門>
メディアパフォーマンス『縛られたプロメテウス』(小泉明郎)
<エンターテインメント部門>
映像作品『⾳楽』(岩井澤健治)
<アニメーション部門>
テレビアニメーション『映像研には⼿を出すな!』(湯浅政明)
<マンガ部門>
マンガ『3⽉のライオン』(羽海野チカ)

■フェスティバル・プラットフォーム賞

<ジオ・コスモス カテゴリー>
映像作品『ちぎる』(秋山智哉)
<ドームシアター カテゴリー>
オーディオビジュアル作品『Lʼalter-Monde』(Sandrine DEUMIER / Myriam BLEAU)
なお、審査委員会の推薦により、メディア芸術分野に貢献のあった人に贈呈される功労賞は以下4名が選出された。

草原真知⼦氏(メディアアート・映像文化史研究者/キュレーター)
坂田文彦氏(ガタケット事務局代表)
さくまあきら氏(ゲームクリエイター)
野沢雅⼦氏(声優)