2月8日、「福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞2022」の結果が発表された。この賞は福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議が主催するもので、コンテンツ分野における開発、人材育成、世界市場を目指したコンテンツ製品・サービスの展開支援を目的としている。応募作品のなかから、大賞1点、優秀賞2点、奨励賞2点など、各賞が決定した。

各賞の受賞作品は以下の通り。

大賞・福岡県知事賞

■「PECOFREE(ペコフリー)」/株式会社PECOFREE

<サービス概要>
学校が導入することで、学生が専用アプリでお弁当を注文できる、アフターコロナに対応した学生専用モバイルオーダーサービス。生徒が食べたいランチ(栄養士監修の献立を毎日3~4種類の弁当から選択可能)を前日までにLINE上のLINEミニアプリで予約注文すると、当日、学校に設置された受取り・返却BOXに弁当が配送される。1食あたり450円で、保護者がチャージしたポイントから支払われる。

優秀賞

■文章要約AIタンテキ/株式会社バズグラフ
 
<サービス概要>
独自の自然言語処理エンジンにより、主にニュース記事を中心としたAIによる文章要約を可能としたサービス。簡単な会員登録(無料)を行うだけで、タンテキで公開しているすべての機能をWeb上で利用することができる。

■AI生産計画サービス RegnioFactory/株式会社Regnio

<サービス概要>
食品メーカー向けの生産計画自動立案サービス。加工食品の生産計画では、多くの情報と職人の勘による複雑な判断を必要とするが、これらをAIが自動で行い、在庫ロスのない効率的な生産体制を実現する。

奨励賞

■CancerWith/株式会社ZINE
 
<サービス概要>
がん患者や家族が、育児や介護、お金、恋愛・セクシャリティ、就労、妊孕性など、がん治療・生活の悩みを24時間、匿名で専門家に相談できるサービス。

■旅の記録・マッピングアプリ Packer/株式会社Calmworld

<サービス概要>
旅の想い出を写真・場所・エピソードと共に時系列順に一つのまとまりとして記録し、シェアできるアプリ。旅を時系列順に一つのまとまりとして記録することができ、また、ほかのユーザーの記録を見ることができるため、旅の楽しみを広げることができる。