一般社団法人ACCは、あらゆるフィールドで活躍する30歳以下の若手を対象としたプログラム「ACC YOUNG CREATIVITY COMPETITION(通称:ACCヤングコンペ)」の最終審査となる公開プレゼンテーションを11月2日に行い、横山由季さん(博報堂)、平岡咲さん(博報堂)、竹之内洋平さん(博報堂)が企画した「トーク甲子園」が、グランプリを獲得したことを発表した。
第3回の本年度は、「ローカルラジオの支援策ーラジオの魅力とポテンシャルの再評価ー」をテーマに、愛知県名古屋市に本社を置くCBCラジオの協賛を受け開催。実際に形にする前提での企画・提案を募り、応募総数は175件となった。

最終審査会は、11月2日に開催されたオンラインイベント「TOKYO CREATIVE CROSSING」内で行われ、2次審査を通過した5チーム10名の若手クリエイターが参加。各チームがそれぞれ用意したプレゼン映像や資料を交えての企画説明および、審査委員との質疑応答による審査が行われ、グランプリ、準グランプリがそれぞれ選出された。

各賞および、各作品については以下の通り。

受賞作品

■グランプリ
タイトル:トーク甲子園
受賞者 :横山由季(博報堂)、平岡咲(博報堂)、竹之内洋平(博報堂)
企画説明:中京地区の高校生がトークで頂点を目指すトークコンテンツ番組。未来のリスナー・パーソナリティとともに新しいラジオを共創。

■準グランプリ
タイトル:らぢおまんじゅう
受賞者 :渡邊一生(東急エージェンシー)、金山 小桃(Whatever)
企画説明:タイムパフォーマンスを重視する若年層にラジオ視聴のきっかけをつくるため、二次元バーコードを読み取ると切り抜きトークが聴ける饅頭のお土産を販売する。

■審査委員特別賞
タイトル:Personality
受賞者 :八木孝介(新東通信)、立部勇樹(新東通信)
企画説明:「声とトーク」を切り口に、顔を見せずにつながるマッチングアプリ。CBCラジオの番組に出演して、パーソナリティに恋の相談もできるかも。

■ファイナリスト ※応募順
タイトル:おしゃべりとーくん
受賞者 :徳光一蕗(電通)、吉田彩音(マッキャンヘルスケアワールドワイドジャパン)
企画説明:CBCラジオでインコを飼えば、トークの引き出しが世界一になるのでは…?インコとの交流を通して「トークといえばCBCラジオ」というイメージを広げるPRアイデア。

タイトル:ラジコヤ
受賞者 :今野敬太(電通名鉄コミュニケーションズ)
企画説明:勉強場所を探している若者に、CBCラジオが流れる代わりに格安で利用できる自習室を提供。ラジオに触れるきっかけをつくるとともに、空き家の活用など地域課題も解決する企画。


また、「ACC YOUNG CREATIVITY COMPETITION」では、審査委員長の安藤美国(CBCラジオ/編成部長)を筆頭に、さまざまな分野の第一線で活躍するクリエイターら計9名が審査委員を務めた。

審査委員

※順不同、敬称略

<審査委員長>
・安藤美国(CBCラジオ/編成部長)

<審査委員>
・立脇美穂(CBCラジオ/コンテンツプロデュース部)
・寺本有希(CBCラジオ/編成部デスク)
・神野恵子(ナレーター)
・薄景子(電通/クリエイティブディレクター、コピーライター)
・鷹觜愛郎(博報堂/マーケットデザイントランスフォーメーションユニットクリエイティブディレクター、東北博報堂/エグゼクティブクリエイティブディレクター)
・半澤未奈子(マッキャンエリクソン/コピーライター)
・森永真弓(博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所/上席研究員)
・山本渉(電通/クリエーティブディレクター)