ACジャパンは、第19回ACジャパン広告学生賞の入賞作品を発表した。
「ACジャパン広告学生賞」は、学生を対象に公共広告をテーマにした広告作品を募集・表彰し、公共広告への理解と社会に関わる「公」の意識を育むことを目的とした賞で、今回で19回目を迎える。「テレビCM部門」(30秒テレビCM)と「新聞広告部門」(15段新聞広告)の両部門で作品の募集を行い、今年度「テレビCM部門」では参加校41校(前年度36校)・302作品(前年度260作品)、「新聞広告部門」では参加校36校(前年度28校)・660作品(前年度520作品)の応募があり、テレビ・新聞ともに、参加校、作品数で過去最高となった。

審査は「公共広告として優れており、人々に興味や気づきを感じさせる作品か」「学生ならではの感性や、オリジナリティ溢れるアイデア・テーマ性があるか」などを視点に行われ、「テレビCM部門」「新聞広告部門」の両部門で、グランプリ以下、各賞が決定した。各部門のグランプリ、準グランプリ受賞作品は、「テレビCM部門」(30秒)はBS民放11局で、「新聞広告部門」(全15段)は全国紙5紙で、各々「ACジャパン広告学生賞受賞作品」として、7月からの1年間の間に放送・掲載される予定だ。

受賞作品一覧

■「テレビCM部門」(30秒テレビCM)
【グランプリ】
『たまにセーブ』
テーマ  :「こころの健康」
学校名  :東京工科大学
制作代表者:高橋知聖
【準グランプリBS民放賞】
『言葉を考える本屋』
テーマ:「若者言葉」
学校名:武蔵野美術大学
制作者:深谷小春
 
【審査員特別賞】
『声のロッカー』
テーマ  :「災害用伝言ダイヤル」
学校名  :目白大学
制作代表者:大竹志穂
 
『まだまだいける!?』
テーマ  :「タコ足配線」
学校名  :尚美学園大学
制作代表者:加瀬谷光祐
 
『“ヤングケアラー”について知って下さい。』
テーマ:「ヤングケアラー」
学校名:東京工科大学
制作者:龍翔也果
 
『子ども食堂』
テーマ  :「児童の貧困」
学校名  :梅花女子大学
制作代表者:田中花音
 
・優秀賞 21点
・奨励賞 27点

 
■「新聞広告部門」(15段モノクロ新聞広告)
【グランプリ】
『放課後の来ない子どもたち』
テーマ:「ヤングケアラー」
学校名:長岡造形大学
制作者:秋田優月
【準グランプリ】
『うつむく時間が増えています』
テーマ:「スマホ首」
学校名:東北芸術工科大学
制作者:白鳥舞
【審査員特別賞】
『読んだ?』
テーマ:「利用規約の読み飛ばし防止」
学校名:日本大学
制作者:八谷桃香
 
『手書き離れ』
テーマ  :「デジタル依存による影響」
学校名  :関西大学
制作代表者: 中農陽菜
 
『お願い、もうやめて。』
テーマ:「リサイクルBOXのマナー」
学校名:九州産業大学
制作者: 白石桜子

『選挙は願いを描いた折り紙だ。』
テーマ:「選挙」
学校名:九州産業大学
制作者: 堤雄仁
 
・優秀賞 22点
・奨励賞 19点
 
第19回ACジャパン広告学生賞
主催:公益社団法人 ACジャパン
後援:BS日本、BS朝日、BS-TBS、BSテレビ東京、BSフジ、WOWOW、BS11、BS12トゥエルビ、BS松竹東急、BSJapanext、BSよしもと、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、産経新聞社