就活生と企業の採用担当者に向けて、スニーカー着用での就職活動を推奨するキャンペーンが話題となっている。これは、ジョンソン・エンド・ジョンソンが製造・販売する治癒タイプの絆創膏ブランド「バンドエイド® キズパワーパッド™」が展開している「#スニ活」キャンペーン。就職活動中、多くの学生が靴ずれに苦しんでいるという実情を受けて、「がんばる人の、一番近くで」応援したいというブランドミッションを掲げるバンドエイドが、就活生に対しスニーカー着用を提案するとともに、企業に向けてもこの現状に一石を投じたいとの思いから、今回のプロジェクトがスタートした。
具体的には、「#スニ活」に賛同した丸井グループとのコラボレーションにより、スニーカーを取り入れた「#スニ活」スタイリングを提案している。黒いスニーカーによるきちんと感のあるスタイリングや、白スニーカーを主役にしたクリーンで知的な新しいスタイリングなどを、「#スニ活」のオフィシャルサイトにて公開している。
黒いスニーカーを取り入れたスタイリング
黒いスニーカーを取り入れたスタイリング
白いスニーカーを取り入れたスタイリング
白いスニーカーを取り入れたスタイリング
また、SNSキャンペーンも実施。ハッシュタグ「#スニ活」を用いたさまざまなSNSポストを就活生に呼びかけるとともに、Twitterでは、スニ活にまつわる投稿を募集している。実際に、「パンプスと間違えて面接にスニーカーを履いて行ったが、無事に通過した」という就活時代のエピソードや、毎日スニーカーで通勤しているという投稿など、ハッシュタグに連動して多くのツイートが集まっている。

さらに、都内主要駅での屋外広告も展開。4月15日から21日までの7日間、東京メトロ大手町駅地下一階のデジタルサイネージ計153面にて、この取り組みを体現した広告掲出を実施した。そのほか、主要4駅でも広告を展開し、これらのエリアでは、就活生だけではなく、他企業の採用担当者へ向けたメッセージも発信。「人事部のみなさま 就活にスニーカーもOKにしませんか?」「靴ずれで血を流しながら就職活動って、おかしくないですか?」などと訴えた。