全日本広告連盟主催の、地域の活性化に貢献した優れた広告キャンペーンを顕彰する第13回「全広連鈴木三郎助地域キャンペーン大賞」、ならびに「全広連鈴木三郎助地域クリエイティブ大賞」が発表された。

全広連鈴木三郎助地域キャンペーン大賞には、『明治150年~富山気質(かたぎ)を継ぐ』が選出された。独自の切り口で郷土の著名または知られざる先人に脚光を当てることにより地元への再発見を促し、大人から子供まで学べる内容であること、読み物として引き込まれる文章と見やすく美しいデザインを両立させており、媒体が持つ特性を生かして継続したキャンペーンであることが高く評価された。

また全広連鈴木三郎助地域クリエイティブ大賞には、『3月11日を、すべての人が「大切な人を想う日」に。』が選ばれた。贈賞理由として、TV・新聞・SNSなど各種メディアで大きく報じられたほか、国会でも取り上げられ、大きな反響を呼んだ。さらには、他県の小中学校で学校教材として活用されたり、高校生が署名活動を世界に広げるため英語版で紹介映像を制作して公開するなど、キャンペーンへさまざまな形での参加の輪が広がった点が挙げられている。

その他の受賞作品は以下の通り。

  ■第13回「全広連鈴木三郎助地域キャンペーン大賞」
『明治150年~富山気質(かたぎ)を継ぐ』(北日本新聞社)※富山広告協会より応募
■第13回「全広連鈴木三郎助地域キャンペーン大賞」選考委員会特別賞
『3月11日を、すべての人が「大切な人を想う日」に。』(岩手日報社)※岩手広告協会より応募
■第13回「全広連鈴木三郎助地域クリエイティブ大賞」最優秀賞
『南都家の一族』「ティザー」篇、「親父が死んだ」篇、「家の分割でもめる」篇、「砂山崩し」篇、「遺産がない」篇、「誰だよ?」篇、「姉さんちょっと!」篇、「なぜお前に」篇、「こんなのいらない」篇、「消えた遺言書」篇、「ご相談は南都銀行へ」篇(南都銀行)※大阪広告協会より推薦
■第13回「全広連鈴木三郎助地域クリエイティブ大賞」優秀賞
『あしたを、あかるく、あったかく。』「母と娘とごはん」篇、「父と息子とお風呂」篇(日本ガス)※鹿児島広告協会より推薦