データインテグレート手法と予測分析技術を活用した「PAAM(Predictive AnalyticsAnd Marketing)」を提供するSpeeeは、プロサッカークラブ「横浜F・マリノス」のマーケティング支援実施における業務契約を締結した。

PAAMは、マーケターの意思決定を支援するマーケティング支援サービス。データインテグレート手法と予測分析技術の活用により、データドリブンなマーケティング環境構築と実行を支援することで、複雑化しているマーケティングの意思決定を支援し、マーケティングをアップデートする。

横浜F・マリノスには、チケット販売数や来場者の予測コントロールができず、結果としてプロモーション予算配分やコミュニケーションの最適化ができていないという課題があった。

そこでPAAMでは、データインテグレート(統合)の実現や来場者予測モデルの構築、プロモーション費用の最適化、コミュニケーション設計・最適化に取り組んでいく。

プロモーションの最適化を提案・実行まで実施することで、ROIの最適化および試合来場者増加も見越した、マーケティングの意思決定を高速化するデータ統合環境を構築していく。これによって、過去の来場者や見込み顧客の嗜好性、行動分析が可能になり、潜在的な顧客へのアプローチも行うことが可能になる。

今後、PAAMはスポーツマーケティングに限らず、あらゆる業界のデータの収集・蓄積・統合・利活用によって、意思決定をサポートするビジネス展開を進め、マーケターがより顧客に向き合い、生活者に最適な価値を提供できる世界を目指していく。