大阪・関西に拠点を持つ7社が、世界的なベンチャー支援大手Rainmaking(レインメイキング)グループとともに、世界から選抜したスタートアップ企業の促進プログラム「Startupbootcamp Scale Osaka」を開始すると発表した。パートナー企業7社には、電通、読売新聞大阪本社などが参画する。

「Startupbootcamp」は、Rainmaking Innovation LTDが運営する欧州最大級のプログラムで、これまで世界18都市で開催実績を有し、日本では今回が初開催となる。「Smart City & Living(次世代都市と未来の暮らし)」をテーマに、大阪・関西を拠点に3年間にわたり開催する。初年度は「Mobility、Living、Health & Wellbeing、Tourism」をサブテーマに、Rainmaking グループが世界的なネットワークを活用し、スタートアップを対象に300社以上の企業を募集する。その中から、パートナー企業とともに10社程度を選抜し、各社が持つ豊富なリソースを活かした育成の支援や実証実験、協業などを行い、成長を加速させることを支援する予定となっている。

「プログラムを契機に、海外の有望なスタートアップや世界中のスタートアップ・コミュニティとの結びつきが強まり、大阪・関西が国際的なスタートアップ・ハブへと成長する一助となることを願う」と述べた。
プログラムの事業スキーム
プログラムの事業スキーム

Startupbootcamp Scale Osaka【概要】

実施主体:Rainmaking Innovation Japan
パートナー企業:
さくらインターネット
JR西日本イノベーションズ
電通
日本たばこ産業
阪急電鉄(業務代行者:阪急阪神不動産)
三井住友銀行
読売新聞大阪本社
(計7社)