6月30日に初めて地上波での放映が行われた映画『君の名は』。放送を盛り上げるべく、さまざまな企画が行われ、話題を呼んだ。

テレビ朝日系列での放送にあたり、朝日新聞東京本社版朝刊では、1面の広告企画を実施した。「瀧くん」の面を表にして光にかざすと、裏面に描かれた「三葉」の姿が浮かび上がる仕様で、紙面上での二人の出会いを楽しむことができる内容となっている。
また、放送中には、企業の提供表示にも仕掛けが隠されていた。物語中の「瀧くん」と「三葉」が入れ替ってしまうシーンで、「入れ替わってる~!?」という印象的なセリフがある。これにちなんで、なんと提供の企業名とロゴが入れ替わっていたのだ。日清食品とサントリー、Softbankとロッテ、ミサワホームとバイトルがそれぞれ逆転。「天気の子」公式Twitterが、「後で忘れそうなので、この後の『提供』は注目です。。」と事前に発信していたほか、各社の公式Twitterでもその旨の投稿を行っており、これに気づいた視聴者も「これは、驚き、感動した」と驚きと賞賛の声が相次いだ。
さらに、日清食品は「新海誠ヌードル(非売品)」のCMも放送。新海誠監督の名前にちなんで、「新:あたらしいパッケージの、海:シーフードヌードル、誠:まことのおいしさ」というキャッチコピーの新しいシーフードヌードルを発表した。カップヌードル公式Twitterによる投稿には6000以上のいいねがつき、「まさか、こうくるとは。とことん楽しませてくれる」「商品化してほしい」などと反響を呼び、SNSを中心に、さまざまな企画が放送を盛り上げる結果となった。