日本赤十字社が、TikTok、TBWA\HAKUHODOと協力し、心肺蘇生の普及を目指す「#BPM100 DANCE PROJECT」を立ち上げた。
「#BPM100 DANCE PROJECT」はダンスのアクションとリズムを通じて、心肺蘇生の方法を広める活動。近年、救急出動件数が増加を続ける中で、救命率の低下を防ぐための対策が必要とされている。その対策の一つとして挙げられるのが心肺蘇生だ。心停止から2分以内に心肺蘇生を開始した場合の救命率が約90%となるのに対し、心停止から5分経過すると、 約25%程度まで低下するとされている。しかし、心肺蘇生の方法がわからない、できないといった人が多い現状がある。

これを受け、日本赤十字社、TikTok、TBWA\HAKUHODOの3社は、広がりをみせるダンスに着目し、ダンスをしながらリズムや心肺蘇生の手順を気軽に学ぶことができる「#BPM100 DANCE」を制作。パフォーマンスアンバサダーにはEXILE ÜSA氏が就任し、TikTokなどをはじめとするSNSで普及させる取り組みを実施する。

「#BPM100 DANCE PROJECT」では今後も、さまざまな企業、団体と連携し、心肺蘇生の普及活動を行っていく考えだ。